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ビデオアクション

ビデオアクションは、ビデオプロパティパネルに表示される設定を上書きします。

下記はスクリーンレコーディング・クリップ上にあるビデオアクションのスクリーンショットです。色がついた長方形の効果が、1.5(1.5秒)から始まり、2s(2秒)のところまで実行されます:

ビデオアクションのプロパティを編集

作成するプレゼンテーション内で、ビデオアクションをひとつの目印として考えておくと良いでしょう。プロパティが変化する場所として考えることができます。

ビデオアクションの左側全体が、「前」の状態となります。
ビデオアクションの左側全体が、「後」の状態となります。
ビデオアクションの内側全体が、トランジション、または「上昇/下降」中の状態となります。

ビデオアクションのプロパティを編集するには、ビデオアクションの最初か最後の部分へスクラバーを移動させる必要があります。

スクラバーをビデオアクションの右側へ移動させ、ビデオのプロパティを変更した場合には、アクションの「後」の状態を変更したことになります。アクションの実行が終了すると、設定した値が維持され続けることになります。クリップの右側のどこかへスクラバーを移動することによって、スクラバーがビデオアクションよりも前にあったとしても、アクションの「後」の状態を編集することができます。

スクラバーをビデオアクションの左へ移動させ、ビデオのプロパティを変更した場合には、アクションの「前」の状態を変更したことになります。アクションが開始されると、設定した値に変更されていきます。クリップの左側のどこかへスクラバーを移動することによって、スクラバーがビデオアクションよりも後ろにあったとしても、アクションの「前」の状態を編集することができます。

上のスクリーンショットで、1.5秒から始まり2秒のところで終了するビデオアクションがあります。

スクラバーを2秒の時間(表示されているように)まで移動し、ビデオプロパティのスケールを50%に設定してからプレゼンテーションの再生を行うと、スクリーンショットはプレゼンテーションの中で0.5秒間をかけて100%から50%の大きさへと縮小されていきます。その後、別のビデオアクションのところへスクラバーが到達するまでは、スケールが50%の状態のままとなります。つまり、ビデオアクションは、変化の長さを指定している時間内にプロパティ(スケールなど)の設定を変化させていきます。